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セラミックの歯が欠けたらどうする?対処方法と予防法
こんにちは。岐阜市加納朝日町、JR東海道本線「岐阜駅」より徒歩10分にある歯医者「ありもと歯科」です。

「セラミックの歯が欠けたけれど、痛みがないからしばらく放置してもいいかな」と思っている方もいるのではないでしょうか。しかし、欠けたまま放置すると、虫歯や噛み合わせの悪化など、さまざまなトラブルに発展するリスクがあります。
この記事では、歯のセラミックが欠ける原因や放置するリスク、欠けたときの対処方法について解説します。セラミックの歯を長く健康に保つために、ぜひ参考にしてください。
セラミックの歯が欠ける原因

セラミックの歯が欠ける原因は、以下のとおりです。
硬い食べ物を噛んだ
セラミックは、天然の歯に近い硬さと見た目の美しさを持つ一方で、強い衝撃には弱い性質があります。そのため、せんべいやナッツ類、氷、飴などを勢いよく噛むと、セラミックにヒビが入ったり、欠けたりすることがあります。
食事中に違和感を覚えた場合は、早めに歯科医院を受診しましょう。
歯ぎしりや食いしばりをしている
無意識のうちに行われる歯ぎしりや食いしばりは、セラミックが欠ける要因のひとつです。食べ物を噛むときの力よりも強い力が繰り返し加わることで、小さなヒビや欠けが生じます。
特に就寝中は、歯ぎしりをしている自覚がないままセラミックにダメージを与えている人も少なくありません。
噛み合わせが悪い
上下の歯が正しく噛み合っていない状態が続くと、セラミックに過剰な圧力がかかることがあります。例えば、前歯に強く当たる奥歯、左右でバランスが取れていない噛み合わせなどは、特定の歯に力が集中しやすくセラミックの破損を招く原因となります。
詰め物や被せ物の高さが合っていない場合も、噛み合わせのズレが起こりやすくなるでしょう。
強い衝撃を受けた
転倒やスポーツによる接触事故など、強い衝撃が加わった場合もセラミックが欠けることがあります。前歯にセラミックを装着している場合は、顔を打った際に歯が欠けるケースが多いです。奥歯でも、硬いものが当たったりドアや家具にぶつかったりした場合に欠けることがあります。
セラミックの歯が欠けたまま放置してもよい?

痛みがないからといって、セラミックの歯が欠けたまま放置するのは危険です。以下に、その理由を説明します。
欠けた部分から虫歯になる
セラミックが欠けると、そこから内側の天然歯が露出し汚れがたまりやすくなります。欠けた部分の隙間から細菌が入り込みやすくなり、虫歯になるリスクが高まります。
わずかに欠けた場合でも、内部では虫歯が静かに進行している場合もあるため、早めに受診しましょう。
噛み合わせに悪影響を及ぼす
セラミック歯が欠けたまま放置すると、歯と歯が正しく噛み合わなくなる可能性があります。食べ物を噛む際に力が偏って加わると、顎関節に負担がかかって顎関節症につながるケースも考えられます。
さらに、噛み合わせのずれは他の歯にも負担をかけ、全体のバランスを崩す原因になります。
口腔内の清掃が難しくなる
セラミックの歯が欠けたまま放置しておくと、歯ブラシやフロスがひっかかりやすくなり、普段通りの清掃がしにくくなります。プラークや食べかすが残りやすくなり、虫歯や歯周病のリスクが高まります。
また、欠けた部分に段差や隙間が生じている場合、そこに細菌が入り込んで補綴物の下で虫歯が進行することもあります。セラミックを装着しているからといって、虫歯にならないわけではありません。
歯と補綴物の境目は特に汚れがたまりやすく、欠けた状態で放置するとより炎症が起こりやすくなります。
審美性が低下する
セラミックの歯は、見た目の美しさが大きな特徴です。セラミックが欠けると本来の自然な色調や形が損なわれ、前歯は特に目立ちやすくなります。そのため、人と話すときに気にするようになったり口元を手で隠すようになったりして、日常生活に影響を及ぼすことも少なくありません。
また、欠けた部分が鋭い形状の場合、唇の内側や舌を傷つける恐れもあります。
セラミックの歯が欠けたときの対処方法

セラミックの歯が欠けた場合、まずは冷静に対処することが大切です。ここでは、セラミックが欠けたときの対処方法について解説します。
欠けた部分を清潔に保つ
欠けた部分には、汚れや細菌が入り込みやすくなります。歯のセラミックが欠けた際には、欠けた部分を優しく丁寧にブラッシングして清潔に保つことが大切です。
ただし、強い力で磨くと、欠けた部分をさらに損傷させる可能性があるため注意が必要です。普段よりもやわらかめの歯ブラシを使い、やさしく磨くようにしましょう。
早めに歯科を受診する
セラミックが欠けた場合には、できるだけ早く歯科医院を受診してください。前述したとおり、欠けたまま放置すると見た目が悪くなるだけではなく、欠けた部分から細菌が入り込み虫歯や噛み合わせの悪化などにつながりかねません。
歯科医師は、セラミックの状態や欠けの程度を詳しく診査・診断し、適切な処置を行います。早期に治療すれば、トラブルの拡大を防ぎ治療の負担を抑えることにつながります。
セラミックの歯が欠けても修理できる?

欠けた部分が小さく、噛み合わせや強度に大きな影響がなければ、表面をなめらかに整えたりコンポジットレジン(歯科用プラスチック)で補修したりして対応できることもあります。そのため、欠けた部分を清潔な袋に入れ、歯科医院に持参しましょう。
ただし、欠けた範囲が広い場合は作り直しになる可能性が高くなります。修理できるかどうかは歯科医師の診断によって異なるため、欠けた際はすぐに受診して状態を確認してもらいましょう。
セラミックの歯が欠けるのを防ぐには

セラミックの歯が欠けるのを防ぐためには、日常生活の中でできる予防策を意識することが大切です。ここでは、セラミックの歯が欠けるのを防ぐための方法について解説します。
硬い食べ物を避ける
セラミックの歯は強度が高いとはいえ、硬い食べ物を噛むと欠ける可能性があります。氷を噛む習慣や、煎餅・ナッツ類を好きな方は注意しましょう。
硬いものを噛む必要がある場合は、セラミックでない歯を使うか、細かく割ってから食べると安心です。
歯ぎしりや食いしばりの対策をする
歯ぎしりや食いしばりの癖がある人は、セラミックの被せ物に強い力が加わりやすく、欠けやすい状態にあります。就寝中の歯ぎしりを防ぐために、ナイトガードを使用するのもひとつの方法です。
ナイトガードとは就眠用のマウピースです。歯科医院で作成でき、歯ぎしりや食いしばりによって歯や顎にかかる負担を和らげます。
また、歯ぎしりや食いしばりは、ストレスが原因のひとつとされているためストレスコントロールも重要です。
定期的に歯科検診を受ける
セラミックの歯に限らず、口腔内の健康を維持するためには定期的に歯科検診を受けることが大切です。検診では、使用中のセラミックの状態や噛み合わせのチェックを行います。歯ぎしりや食いしばりがある、磨き残しが多いといったセラミックの歯が破損するリスクのある場合に、適切に対応できます。
また、歯科医院では歯のクリーニングも可能です。普段の歯磨きでは落とせないプラークや歯石を除去できるため、口腔内を清潔に保ちやすくなります。
定期検診の理想的な頻度はお口の状態によって異なりますが、3か月一度のペースが一般的な目安です。定期的にメンテナンスを受けていれば、お口の健康を保つことができてセラミックの寿命を延ばせます。
丁寧に口腔ケアを行う
セラミック自体は虫歯にはなりませんが、周囲の歯茎や天然歯との境目に磨き残しがあると、細菌が繁殖して二次的な虫歯や炎症を引き起こします。結果として土台が弱くなり、セラミックの安定性が損なわれる原因になります。
そのため、正しいブラッシング方法で毎日丁寧に磨くことが大切です。歯ブラシの毛先が広がらない程度の力で小刻みに動かします。
セラミックの歯と歯茎の境目の汚れを掻き出すように、歯ブラシの角度を調整しながら丁寧に磨きしましょう。タフトブラシや歯間ブラシ、デンタルフロスなども併用すると、より効果的に汚れを除去できます。
また、日常的にうがい薬を使用することで、口腔内の細菌を抑えて清潔さを保ちやすくなります。
まとめ

歯のセラミックが欠ける原因には、硬い食べ物を噛む習慣や歯ぎしり・食いしばりなどが挙げられます。欠けた部分が小さくて痛みがない場合でも、放置すると虫歯のリスクを高めたり噛み合わせが悪くなったりしかねません。
セラミックが欠けた場合は、欠けた部分を清潔に保ちながらできるだけ早めに歯科医院を受診しましょう。欠け方によっては修理で対応できる場合もありますが、範囲が広い場合は作り直しが必要になることもあります。
セラミックを長持ちさせるためには、丁寧に口腔ケアを続けて定期的に歯科検診を受けることが大切です。セラミックの歯に不安や気になることがあれば、早めに歯科医師に相談しましょう。
セラミック治療を検討されている方は、岐阜市加納朝日町、JR東海道本線「岐阜駅」より徒歩10分にある歯医者「ありもと歯科」にお気軽にご相談ください。
当院は「すべての方が安心して気軽に通える歯科医院」をコンセプトとして治療を提供しております。当院の診療案内ページはこちら、WEB予約も受け付けておりますので、ご活用ください。
