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大人の矯正「ハーフリンガル」で費用を抑えて目立ちにくい矯正ライフを!
みなさま、こんにちは。
岐阜市加納朝日町の歯医者【ありもと歯科】です。
大人の矯正には、目立ちにくい「ハーフリンガル」という種類があります。
「ハーフ(半分)」だけ「リンガル(舌側)」に矯正装置をつけるという意味で、表側と裏側の矯正装置を組み合わせた方法です。
上下とも裏側矯正にするよりも費用を抑えられます。
今回は、「ハーフリンガル」の特徴やメリットとデメリットについて紹介しますので、矯正の種類でお悩みの方はご参考になさってください。
大人の矯正「ハーフリンガル」とは?
ハーフリンガルは、「舌側矯正(裏側矯正)」と「表側矯正」を組み合わせた矯正装置です。
上の歯には裏側に、下の歯には表側に、矯正装置を貼り付けます。
お口を開けたときや、笑顔になり歯が見えたとき、目立ちやすい上の歯だけ「裏側」に装置を貼り付けるのです。
鏡を見てニッコリと笑ってみてください。下の歯は、ほとんど隠れていませんか?
目立ちやすい上半分だけ、裏側に装置をつけるため、「ハーフ(半分)」「リンガル(裏側)」と呼ばれます。
ハーフリンガルは、裏側矯正に比べると費用を抑えられるのが特徴です。
治療の期間は個人差があり、一般的には2〜3年といわれていますが、歯並びによっては3年以上かかることもあります。
ありもと歯科では、カウンセリングの際に、患者さまのお口の状態を歯科医師が診察し、おおよその治療期間や費用を矯正開始前に説明させていただきます。
「ハーフリンガル」のメリットとデメリット
メリット
・裏側矯正より費用が抑えられる
・裏側矯正より違和感が少ない
・表側矯正より目立ちにくい
・舌の癖が改善することがある
「裏側矯正」と比べて費用を抑えることが可能です。
また、裏側矯正は舌が装置に当たるため、矯正を始めたばかりのころは違和感があり、一時的に「サ行」や「タ行」が発音しにくいことがあります。
しかし、ハーフリンガルは裏側矯正に比べると、違和感や滑舌への影響が軽減されます。
そして、歯並びを悪くする原因になる「上の歯を舌で押す癖」がある方は、矯正装置に触れるのを自然と避けるようになり、舌の癖が改善されることもあります。
ハーフリンガルは、表側矯正と比較すると、周りの方から気づかれることが少ないため、そこまで矯正装置を気にすることなく快適に過ごせるのが特徴です。
1920年ごろ米国で開発された、費用が比較的に安価で症例数の多い「表側矯正」と、目立ちにくい矯正「裏側矯正」のいいとこどりをしているのが、「ハーフリンガル」といえます。
(出典:厚生労働省e‐ヘルスネット_不正咬合の治療法の概要 より) >
デメリット
・食べものが歯の裏側にひっかかることがある
・歯磨きに工夫がいる
食事中に食べものが歯の裏側の矯正装置に詰まったり、引っかかったりしやすいので気を付けましょう。
また、表側矯正に比べると、歯磨きに工夫が必要です。
歯の裏側は見えづらく、汚れが残ることがありますので、「小さなヘッドの歯ブラシ」や「タフトブラシ」を使用して、1本1本丁寧に磨きましょう。
「ハーフリンガル」で費用を抑えて目立ちにくい矯正ライフを!
岐阜市加納朝日町の歯医者【ありもと歯科】は、カウンセリングルームを完備しておりますので、周りを気にすることなく歯並びや装置の相談ができます。
ハーフリンガルのおおよその矯正期間や費用は、カウンセリング時にお伝えできますので、お気軽におたずねください。
「裏側矯正」は費用が高いから「表側矯正」にしようか悩んでいる方は、「ハーフリンガル」という矯正装置も視野にいれてみてはいかがでしょうか。