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【顎の骨が薄い・足りない方へ】骨を増やすインプラント治療方法で解決!
みなさま、こんにちは。
岐阜市加納朝日町の歯医者【ありもと歯科】です。
「骨が足りない、薄いと診断を受けた……」と、インプラント治療をあきらめかけてはいませんか?
たしかに、インプラント治療をするには、顎の骨の厚みや密度が大切になりますが、骨が少ない方でも治療が受けられる可能性があります。
今回は、骨を増やしてインプラントを可能にする治療法を紹介します。
顎の骨を増やすインプラント治療とは?
そもそも、なぜ顎の骨の量が必要なのかというと、人工の歯の根っこであるインプラント体を埋め込む際、その長さや幅よりも厚い顎の骨がなければ、インプラント治療が受けられないからです。
そこで、顎の骨が薄い・足りないと精密検査でわかった方には、顎の骨を増やす治療「骨造成」を行います。
骨造成【1】サイナスリフト
上の顎の骨の厚みが5mm以下のケースに行うことが多く、鼻の周りの1番大きな空洞「上顎洞」に骨を増やす方法です。
なぜなら、インプラント体の長さは10mm程度のため、顎の骨の厚みが少ないと、上顎洞を覆う膜を傷つける恐れがあるからです。
歯ぐきを側面側から切り開き、人工骨を入れて骨が増えるのを数ヶ月待ちます。
しっかり骨ができたことを歯科用CTで確認したら、インプラントを埋める治療に移行する流れです。
骨造成【2】GBR
顎の骨が不十分な場合に、「骨補填剤(骨を増やす薬)」や「自家骨(患者さま本人の骨)」を骨が足りていない箇所に入れて、特殊な膜で覆う方法です。
GBRの場合も、数ヶ月は骨が増えるまで待ってからインプラント治療に移行します。
「骨を増やした後にインプラント治療をしたら、長持ちするの?」と心配になる方もいらっしゃいますが、骨移植を用いたインプラント治療は、10〜15年後のインプラントの生存率は 87〜92%と高いことがわかっています。
(出典:厚生労働省委託事業「歯科保健医療情報収集等事業」_歯科インプラント治療のための Q&A より) >
顎の骨が薄い・足りない?インプラント治療の診断方法
インプラント治療を安全・的確に進めるためには、顎の骨の状態や歯や歯ぐきの健康状態を知り、十分な顎の骨の量を確保することが必要不可欠です。
そのため、「歯科用CT」を用いた精密検査を行い、通常のレントゲン撮影では把握できない、顎の密度や神経や血管の位置関係などを立体画像で確認します。
骨の量が足りないなどの難しい症例でも「骨を増やす」処置を行うことで、インプラント治療を受けられるようになった多くのケースがあります。
特に、歯周病にかかると歯ぐきの腫れや出血だけにとどまらず、歯を支えている顎の骨も溶かされることがあります。
そのような方も、ありもと歯科であれば院長が日本歯周病学会の歯周病認定医なので、歯周病の専門的な知識と技術で「歯周病の改善」を行い、お口を健康な状態にしてからインプラント治療に移行できます。
骨が薄い・足りない方は「ありもと歯科」でインプラント治療の相談を
岐阜市の歯医者【ありもと歯科】は顎の骨が少なかったり、薄かったりする方にもインプラント治療を受けていただけるように、上記で紹介した「骨造成」を行っています。
特に、歯周病により顎の骨が溶けてしまった方は、歯周病のスペシャリストである院長がいる「ありもと歯科」へご相談ください。
落ち着いてご相談できるように、当院ではカウンセリングルームを設けておりますので、リラックスしてお悩みをお話しいただけます。